小平商工会青年部では、年間の事業として、毎年秋頃を目処に勉強会事業にあたります。
本年は、青年部員でもある専門家お二人を講師として、部員及び一般の事業者を方々を対象に、私たちの会社やお店の経営に直結するような経営セミナーを開催いたしました。
当セミナーの大きなテーマのひとつとなったのが、事業者が利用できる公的なサービス、とりわけ小平の小規模事業者が利用できそうな汎用的な補助金・助成金等のご紹介・説明です。
厳しい時代にあって、事業者がチャレンジする機会が失われることは大きな損失です。その機会を失わない、取り戻すという趣旨で、事業者を支援する様々な公的なサービスが担保されています。
セミナーではまず、どういった事業者向けの公助があるのかの包括的な理解から始め、その上でどういったものが利用できそうか、そのために第一歩として何をすればいいのか、自分にあった具体策に落とし込んでいくことを考えました。
言ってしまえば、私たちが、選択しえる公助サービスの余裕をもって事業にあたり、ガッツリと儲けを出して、足元の経済に還元していこうということです。そうした理念の実践にあたり、その具体的な契機となるような実りあるセミナーになりました。
まだまだ感染症の心配ががおさまりきれぬ状況の中、広い会場でリラックスをしながら、他方で青年部員でもある講師陣とのその近い距離を活用しながら、不明点等の忌憚のない質疑応答も行われました。
ご参加くださいました多くの方々、そして講師のお二人、本当にありがとうございました。
今般、講師をしていただいた青年部員をご紹介します。
・三島 友紀 行政書士
みしま行政書士事務所
https://mishima-gyosei.com
※小平市花小金井南町にて行政書士事務所を経営。主な業務は中小企業への許認可申請や給付金手続き、補助金の申請など。その他にも遺言や相続、離婚に関する一般の方々向けの手続きなど、その業務内容は多岐にわたる。これまで多くの補助金に関してサポートを行い、その採択率は90%以上を誇る。
・竹田 修 中小企業診断士
竹田経営支援事務所
https://shindanshi.fun
※リクルート在職中の2018年に開業し、収支管理設計やサービスデザインを中心とした経営支援やリクルート卒業生のスタートアップ支援に従事。2022年1月に新法人を設立し、「相互支援社会」をテーマにコミュニティデザイン事業も展開している。昨年度は各種補助金の審査を300件以上実施しており「採択される申請書」の知見に富む。