小平市の事業所や飲食店のコロナ禍での影響や取り組みを紹介します

人との繋がりに育てられた10年間/VILDアドバンス
小平駅/改修工事・清掃『VILDアドバンス』の大森紀生さんにお話を伺いました。
Q.『VILDアドバンス』さんについて教えてください。
飲食店の改修工事・電気工事・清掃、排水管の掃除を主たる業務にしています。
営業範囲は全国に渡り、工場や事業所も全国にいくつか所有しています。
Q.いつ頃起業されたのでしょうか?
2011年、30歳のときに起業し、起業した直後に、東日本大震災が発生しました。本業を通じて社会になにか貢献できないかと考え、被災地の復旧復興のお手伝いをさせていただきました。そのとき出会った事業者の皆様とのご縁が、会社の急成長に繋がりました。順調に右肩上がりの成長をしておりましたが、この度の新型コロナウイルス感染症は会社の業績に多大な影響を与えました。

前年比97%ダウン!
Q.大森さんの会社は、コロナでどのような影響がありましたか?
主たる業務の受注先である飲食店が新型コロナウイルス感染症の影響によって休業または時間短縮営業を余儀なくされ、それに伴い私の会社の仕事も激減いたしました。
今年の3月は前年に比べて売り上げが97%減になってしまい、当時70名の従業員がいた弊社は事業主として辛い決断を迫られました。
各種補助金や融資を活用して、会社の存続に向け奔走した春となりました。業績も上を向く兆しがなく、大変厳しい状況ですが、前を向いてやっていくしかありません。

視点を変えなきゃ生き残れない
Q.今後の対策としてどのようなことを考えていますか?
この半年間で人員整理や事業所の閉鎖等、リストラクチュアリングを行いました。
ワクチンの開発が急ピッチで進んでいることを報道でも聞きますが、今日明日にどうのこうのという話ではないでしょう。この状況がいつまで続くか今は全く見通しが立ちませんが、社員のくらしを守るためにも、会社を存続させていく責務が私にはあります。今まで通りの経営では、いずれは体力が尽きます。
ウィズコロナ時代、経営の視点を変えなくてはとても生き残れません。会社を存続させるためにはとにかく動き続けるしかない。

Q.最後に何か一言お願いします。
新型コロナウイルス感染症はだれもが影響を受けていますから、自分さえよければという発想ではもちろんダメです。
創業時、私は周りの多くの人に支えられました。次は私が周りの人を支えることができるように、人との繋がりを大事にしながら動いていきたいと考えています。
■ツナガル飲食店情報は最後にご紹介!
VILDアドバンスさんの会社情報
[住 所] 小平市美園町1-7-12 |
[電 話]042-313-2891 |
[ホームページ]www.vild-advance.co.jp |
Q.小平市では小平を盛り上げるべく下記のキャンペーンを行なっています。大森さんのオススメ飲食店を教えてください。
学園東町の「すずのや」と花小金井の「ビストロ酒場doRo」です。