必ずまた来たくなるトルコ料理屋さん/ローザ・キッチン


小平市在住大学生チームの飲食店レポート3

一橋学園駅南口/『Roza kitchen』Azatさんにインタビューしてきました!

アジアとヨーロッパをまたがる国、トルコ。
世界三大料理のひとつであるトルコ料理をはじめ、その独特な文化が魅力だ。
トルコ人は日本人らしき人見つけると「落ちたよ!」と声をかけるらしい。
振り返ったら日本人だと見分けるという…まさにトルコアイスのパフォーマンスのようにフレンドリーで日本人に優しい国である。
市内にとどまらず立川から西東京まで広くファンを持つ“必ずまた来たくなるトルコ料理屋さん”とは一体どのようなお店なのだろう。

● インタビューに答えるAzatさん

トルコから小平へ

一橋学園南口から徒歩5分、たくさんのメニューの写真にワクワクしながらお店に入ると、トルコ人店長のAzatさんに流暢な日本語で迎えられる。店内はおしゃれな照明や小物がエスニックな空間を演出するが、ケバブに欠かせない大きな肉の塊が一際目を引く。トルコの海沿いでバーをしていたという店長は、侍と忍者に憧れ、4回の旅行を経て日本に住み始めた。スラスラと日本語を話すが、驚くことに、学校等で日本語を学んだことはないという。「何かを学ぶとき、説明はいらない。とりあえずやってみて、見て、聞いて、覚える。」とAzatさん。この行動力が、はるか遠い場所小平で人気店を築いた秘訣だろう。

Q.小平にお店を出したきっかけを教えてください

小平の近くに住んでいて、学園の下町のアットホームな感じに惹かれました。調べたら、留学生の寮や自衛隊の研修センターがあって、この街にお店が合うのではないかと思ったのですが、その通りでした。

● 賑やかな店内の様子

ケバブ×テイクアウト

Roza kitchenのケバブは、全てオリジナルメニューで、癖になるオリジナルソースが自慢だ。一口食べると、サクッとした生地にジューシーなお肉が口いっぱいに広がる。
本格的なケバブを地元で気軽に食べることができ、満足感のあるボリュームが学生にもおすすめだ。
外出自粛期間中、お客さんは減ったが、思わぬプラスの効果があった。ケバブは一般的に屋台やお持ち帰りと相性がよく、おうち時間の増加によりテイクアウトの需要が急増したのだ。

Q.コロナに影響を受けたことはありますか?

コロナにより、マイナスとプラスの効果がありました。マイナスは、お店に来てくれるお客さんが減ったことです。
しかし、テイクアウトのお客さんが増えたことは、今後にプラスだと思っています。新規のお客さんがかなり増え、コロナが落ち着いたら常連さんになってくれるのではないかと思っています。

Q.どのような感染対策を行っていますか?

できる限り離れて座ってもらったり、入店する人数を制限したりしています。また、窓やドアは常に開けて十分に換気を行っています。

● 包む前のケバブ

トルコと日本…接客が全然違う?!

Azatさんは、日本のレストランとトルコのレストランでスタッフの接客が全然違う印象をうけたという。日本のレストランではマニュアルを基本に接客することが多いが、トルコの場合、フランクにお客さんに話しかけることが多い。(トルコ人はじっと待てないらしい…?)

Q.Roza kitchenもトルコのレストランのような雰囲気ですか?

さらにもっとアットホームです(笑)
街の子供からおじいちゃんまでみんな友達です。学校帰りの子供とハイタッチしたり、お母さんや若い人と話したり…最近はウーバーイーツの配達の人とも仲が良いです。ここの配達が注文されると、喜んで配達員が来ます。

街に引っ越して一人暮らしをしている人も、会話を楽しみに来る。何回かお店に来たら友達になり、一緒に買い出しに行くこともあるそうだ。
「飲食店が好きで、飲食店以外の仕事はできないと思います。仕事であり、遊びでもあり、家でもある、そんな感じです。」とAzatさん。
好きな場所で好きなお店を心から楽しむ店長に会いに、またお店に来たくなるのだろう。

(インタビュー/文  T.KとY.N)

Roza kitchenさんの情報

[住  所]小平市学園西町1丁目20−14
[電  話]070-4535-7272
[営業時間]11:00~15:00 、18:00~0:00
[定  休]月曜日

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